原発汚染中間貯蔵施設の設置
2013年 12月 16日原発避難解除地域で見る「除染で出た汚染土壌」は
何処へ行っても「こんな感じの保管」
田んぼだったトコに「柵を作って・たーだ置いてる光景」が、あちこちで見られます。
だから・・・今更「反対」と声を上げても、なーんの意味も無ぇ気がします。
それ以前に「除染の意味って何?」と、考えてしまう光景です。
そもそも保管場所を考えずに「放射能汚染されたから除染をしましょう」って進めた作業。
山から多くの木々が伐採され「町の田んぼに移動される」そんな作業も中にはあります。
作業をしたまでは良いんですが、雨風に晒されて「袋が破けちゃった」では意味が無ぇですしネ。
原発避難解除区域の田んぼに「放射性物質ゴミが置かれたまま」じゃ、誰も帰って来ねぇですよ。
そもそもが「ここでは二度と米を作らないから」と言う理由で、こんな光景が生まれてんでしょ?
借りてんだか、買い上げてんだか解りませんが「農家が戻れない田んぼ」って訳ですからねぇ。
「あちこちに無計画に作られたこんな場所がある=町中処理施設同様」そんな話じゃありません?
これから幾年か「除染作業」が行われ、その度に「置場の無い袋」が大量に作られる訳です。
民主党政権時代に「単なる思いつき」でやっちゃった事が「永遠に帰らない街を作る」って話。
せっかく除染作業をしてるのに、これじゃ「税金の無駄使い」って感じてしまうんですよねぇ。
それよか・・・中間処理施設が出来たとしても「運搬するダンプやトラック」がありますか?
福島のトラックやダンプのほとんどが「銭の取れる宮城県の湾岸工事作業へ出張中」って現状。
東京オリンピック関係の工事が始まりゃ、更に「トラック・ダンプ不足」って事態が加速します。
つまり「今更決めても運ぶ人が居ない~わざと作らねぇんだろうな」としか聞こえませんがネ。
だから・・・地元の新聞社が書いた、下記の様なニュースに苦笑いしちまうんです。
「地元でさえも全国誌の情報操作にお手伝いをしてんだな」 そんな哀しい思いが過ります。
「仕方ない」、本音は「反対」 中間貯蔵受け入れ要請
(福島民友新聞 12月15日(日)13時28分配信)
【以下引用】
除染で出た汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設の設置について、国が県と大熊、双葉、楢葉の候補3町と既存の管理型処分場を利用する計画の富岡町に正式要請した14日、候補地の町民は「仕方ない」と無念さをにじませながらも、本音は「反対」と複雑な心境をのぞかせる。一方、除染を早く進めたい自治体は土壌の仮置きに苦慮しており、候補地の住民に気遣いながらも設置要請を「前進」と捉える声が上がった。
「どれだけ反対しても仕方がない。中間貯蔵施設の話が進まないと先に進めない」。大熊町から会津若松市の仮設住宅に避難する坂井かつえさん(57)は、国の施設受け入れの要請に嘆く。かつて住んでいた熊川地区は国が示した中間貯蔵施設の候補地。「黙っていても一年一年過ぎてしまう。ほかの町では受け入れないだろう」と、町が提案する新しい町の拠点に住む考えだ。
いわき市の仮設住宅に夫と暮らす双葉町の無職山口伶子さん(68)は中間貯蔵施設の受け入れについて「『致し方ない』と『反対したい』の両方ある。複雑です」と漏らす。一時帰宅する際、黒のシートが道路脇に積まれている様子が目に付く。「汚染されたものが、あちこちにあるのは異様。どこかに集めて処理する必要があると、頭では分かる」。同町に施設が設置された場合には「もう町に帰るのは諦める」と胸の内を明かした。
【引用終了】
by yusa-ozisan
| 2013-12-16 12:00
| 原発関連の事
|
Comments(6)
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torisan
at 2013-12-16 14:28
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うっ!
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
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むかどん
at 2013-12-16 21:37
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yusa-ozisan at 2013-12-17 07:51
【To とりさん】
民主党政権時代の「誤った手法」が、未だに尾を引いてますから。
民主党政権時代の「誤った手法」が、未だに尾を引いてますから。
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yusa-ozisan at 2013-12-17 07:52
【To むかごさん】
未来の子供達に、もっとまともな状況を見せてあげたいです。
未来の子供達に、もっとまともな状況を見せてあげたいです。
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ToroTamaMaguro at 2013-12-17 10:18
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yusa-ozisan at 2013-12-18 12:29