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上からでも下から読んでも「よのなかばかなのよ」

by ゆさこをゐち

定期券販売は「売上」じゃ無ぇ


もしも「増税前に定期券が売れたから増収だ」って喜んでるなら
「経済音痴のお馬鹿な会社である」って話を書いてみます。


定期券とは、あくまでも「乗車予約券」発売日から経過した日数分が「売上」
購入した側が「交通機関はさぞかし儲かっただろうな」って思って居るなら
「単なる経済音痴」って事を、改めて認識しなきゃならんと思いますヨ。

定期券販売は「売上」じゃ無ぇ_b0301101_0305551.jpg

国鉄だった時代、こんな感じの定期券で3年間通いましたっけねぇ。
「あの頃のゆさは、嫌味な事を言ってなかった素直な学生だった。」
そんな事を言ってくれる友人は、残念ながら一人も居ませんが。



学校関係もそうですが「前受金をあてにする経営」ってのがあります。
まだ仕事をして無ぇ分をもらうのが「前受金」借金と同じなんですねぇ。
昨今「大学が経営難に」って話は、ほとんどが前受金の食潰しですから。

そんな意味で「78%も借金が増えて大変だろうなぁ」って思ったんです。

毎日1,080円で乗せるお客さんへ「30円無料部分をサービスする」
もしも半年定期であれば「10,800円もの過剰サービス」になる訳で。
「当たり前」って事では無く「感謝の気持ち」で乗って欲しいモンです。


駆け込み消費の3月が終わり、4月は一体どん位消費が落ち込むんでしょ?
買い溜めをして在庫を作るったって事は「定期券を買う」と状況は同じなんで。
消費が減るって事は「売上が減る⇒給料も減る」って悪循環が起きますしネ。

今月は給与改定の月ですが、来月まで落ち込んだら「更に給料減」

国民総出で「給料が減る要因」を作ったんですから、仕方ねぇです。


JR東、増税前の駆け込み需要で3月の定期券の売り上げ78%増
(産経新聞 4月3日(木)18時47分配信)
【以下引用】
JR東日本は3日、3月の定期券の売り上げが前年同月比78・1%増の984億円だったと発表した。今月1日の消費税増税に伴う運賃改定を前に利用客の駆け込み需要が発生し、販売が大きく押し上げられた。新幹線が83・6%増、在来線は77・9%増だった。
定期券の発売枚数では、前年同月比約5割増の278万枚だった。同日の会見で冨田哲郎社長は「予想をかなり上回る先買いがあった」と話した。定期券は3月31日までに購入すれば、利用するのが4月以降でも、増税前の5%の税率が適用される措置があった。
一方、JR東は今月1日から、IC乗車券は1円単位、切符は10円単位と、同じ乗車区間でも運賃が異なる「二重運賃」を導入。冨田社長は「(利用客に)大きな混乱はなかったと報告を受けている」と語った。
【引用終了】

by yusa-ozisan | 2014-04-04 12:00 | 経済の解釈 | Comments(0)
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