消費税値上と「富国論」
2014年 04月 05日
「税金を渋るから諸外国に追い越される」
こんな事を書きましたら「どうして?」と言うご質問を頂きました。
せっかくですから「こんな意味なんです」と言う、アンサーエントリーを。
久々に怪しい事を書く機会を与えて頂いた事に「感謝の意」を込めて。
あ・・・こちかぜさん。貴方は馬鹿じゃないと思います。
「政府は外国に支援金をばら蒔いてるじゃないですか?」
先ずはこの答ですが、一生懸命働き、経済も右肩上がりの頃は「へっちゃら」だったんですよね。
それは、民間企業へ「儲けさせるからウチの職員を受け入れろ」って天下りさせた頃の良き連鎖。
儲ければ当然「法人税」が発生し「儲けさせてもらった献上金」として納税があった訳ですから。
蓄積された献上金は「俺達は乞食のお前らにくれて遣る程復興した」と、諸外国へ撒いた訳です。
戦争に敗北し、占領国家同然となった我が国が「もう負け犬じゃ無い」って気勢を張った頃の話。
ところが時代が変わり、戦後の敗北感と労働意欲が無くなると「何で?勿体無いじゃない?」に。
挙句の果ては、民間企業に天下りさせる事を否定され「納税による献上金」も少なくなりました。
そうなってしまうと「天下りの受け入れ先」が無くなってしまう訳で、新しいトコを画策します。
で・・・経済評論家が絶対余計な事を言わない「税金を生まない外郭団体」を作った訳ですよネ。
民間企業に受け入れ先を向ければ「納税」 外郭団体は「税金の食潰し」 真逆って事を考えずに。
それが「官僚の天下り先に多額の銭を注ぎ込む様になった・愚かしい歴史の始まり」って話かと。
「朝銀に公的資金を投じた」って話は、我が国の「金融機関連鎖倒産」を懸念した為と思います。
税金を払うどころか、弁護士と組み「計画倒産を企んで借金を踏み倒す」って馬鹿が多い世の中。
銭儲けの為の「過払い利息請求」ってモンまで流行ってしまえば、暴走が加速しますからねぇ。
金融機関への公的資金投入は、朝銀だけではなく「詐欺師的な乞食国民」に対してもあった訳で。
基本的思考が崩れ「税金は戻してもらえる」と馬鹿な評論家が煽れば「納税意識」は消えます。
それと同時に「企業が儲けて税金を払う位なら俺達に分け前をくれ」と話をする馬鹿が湧きます。
経済音痴ばかり増えりゃ、我が国には「貯蓄」が無くなり「借金」だけがかさんで行く訳ですヨ。
納税意識を高めれば「国の貯蓄」が増え、国際的にも威張れる立場へ座れるじゃありませんか?
気位ばかり高く「無料の美徳」を崇拝すりゃ、税収は少なくなり、威張れる立場も無くなります。
儲けて税金を払う人に対し「お金持ちは」って、難癖にも似た嫌味を言ってばかりの現状でしょ?
「だったらお前も死にもの狂いになって働いて同じ立場になってみろよ」って言いたくなります。
ロクに働かないごくつぶしが「セコく10分単位の残業請求」をして、会社の利益を食潰す世の中。
言って何ですが、そんなアンポンタンどもが「不信感」とやらをネットに書き殴ってンのが現状。
真面目に働いて、真面目に納税してる人は「愛する国の為の納税」を、黙ってやってんですから。
長々と書いて・・チョッと解り難かったカモ知れませんが、概ねそんな意味で書いた訳なんです。
「税金は国を豊かにする為の公課負担」 豊かじゃ無くなった国は、諸外国に負けるでしょ?
戦後の復興は国家規模で「金を儲けるにはどうするか?」
「金もうけの仕組みを国の規模で」を実行した。
その結果が納税。
しかし、今は「自分だけ儲ける」しか考えない政治家ばかり。
これでは諸外国に負けてしまう。