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上からでも下から読んでも「よのなかばかなのよ」

by ゆさこをゐち

年寄りを殺しても罪にならん判決


「裁判員への精神的負担を考慮」

現場写真どころか、イラストさえも見せずに「間違った判決」が出た様ですねぇ。
しかも、自分の親を殺しても「たった3年で娑婆に出れる」って、狂ったオチが。
言って何ですが、日本の司法は「一種の安楽死」と判断したのかも知れません。

警察が「現場を見ずに犯人を逮捕する」って事がありゃぁ、大騒ぎするのにねぇ。
って事は「間もなく死ぬ人だったから良いんじゃね?」との判決だったんでしょう。

年寄りを殺しても罪にならん判決_b0301101_922318.jpg


裁判員に配慮すんのも良いですが「ユル過ぎる判決が招く弊害」ってのを考えてんでしょうか?
普通に考えても「自分を産んで・育ててくれた親をなぶり殺した=お前も死んで詫びろ」が筋。
ところがこの判決は「介護を受ける厄介者だから仕方ないんじゃ」との判例を作ったんですネ。

「親の介護が嫌になったら、殺しても死刑になるどころか3年ででられるから安心して。」と。

配慮の対象となったのは「裁判員」だけではなく「介護に疲れたふりをする虐待」にも及んだ。
イラストの証拠採用って話を前に出せば「本当にこの判決で良かったのか?」が消えますから。
これを利用した人権弁護士達が「介護疲れによる軽減」ってのを求めて来るのが見えて来ます。


そもそも、六法全書を片手に参加する訳ではない「裁判員裁判」
素人が事件現場を見てひっくり返る様なら「人選」も間違ってるだけ。

だから「裁判員裁判制度」は、とっとと廃止すべきなんです。


遺体のイラスト、証拠採用せず…裁判員賛否両論
(読売新聞 10月31日(金)22時22分配信)
【以下引用】
裁判員への精神的負担を考慮して被害者の遺体のイラストを証拠採用しなかった傷害致死事件の裁判員裁判の判決が31日、東京地裁であり、被告に実刑が言い渡された。
判決を終えた裁判員らの意見は「イラストはあった方が判断しやすかった」「見たら気分が悪くなったかも」などと賛否両論。「負担の軽減」と「証拠の直視」のどちらを重視すべきか課題が残った。
無職の中野雅昭被告(39)は今年1月、東京都中野区の自宅で、母親(当時64歳)の背中を複数回蹴るなどし、呼吸障害で死亡させた。田辺三保子裁判長は、懲役5年を求刑された被告に、懲役3年を言い渡した。
中野被告は当初から起訴事実を認め、犯行の悪質性が争点だった。検察側は、骨粗しょう症で痩せ細っていた母親を暴行した凄惨(せいさん)さを立証しようと、写真より裁判員の負担が少ないイラストを証拠請求した。地裁はそれでもショックを与えかねないとして、別の方法での立証を求めた。
【引用終了】

by yusa-ozisan | 2014-11-01 12:00 | こったんに裁判判決 | Comments(0)
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