東電補償金の「便乗」
2014年 11月 24日
「原子力損害賠償って一体何だろう?」
そんな事を考えてしまうニュースがありました。
「東京・多摩地区のバス会社が風評被害を受けた」
「補償金を請求したけど跳ねられて倒産に追い込まれた」
こいつら・・・何を寝惚けた事を言ってんでしょうかねぇ?
<原発賠償>受けられず倒産…ADR申し立てのバス会社
(毎日新聞 11月23日(日)7時30分配信)
【以下引用】
東京電力福島第1原発事故の賠償を巡り、裁判外で紛争を解決する手続き(原発ADR)を担当する「原子力損害賠償紛争解決センター」が、事故後に減収したバス会社15社の和解協議を打ち切った問題で、このうち1社が倒産に追い込まれていたことが分かった。センターに詳細な資料を要求されたが準備できず、賠償を受けられなかった。社長の父は「早く解決してくれれば倒産しなくてすんだ」と批判した。
倒産したのは東京・多摩地区のバス会社。民間の信用調査会社などによると、1974年設立で、当初は冠婚葬祭の送迎や地元住民の旅行など小規模の契約が中心だったが、2007年からは大手旅行会社によるツアーを受注。08~10年は毎年4億~5億円の売り上げがあり経営は順調だった。しかし関係者によると、11年3月の原発事故後、旅行会社のツアーや小中学校の遠足、老人会の旅行、ゴルフ大会の送迎など、予約が次々とキャンセルされた。社長の父は「かかってくる電話はキャンセルばかり。電話を取るのが怖かった」と話す。
【引用終了】
我が街・福島では、幾ら被害を受けても「それが原因で廃業となった事業所」は跳ねられました。
苦しい思いをして、事業再開に向けて借金しても「生き残った」そんな事業所に支払われました。
むしろ「生き残った事業所が風評被害で倒産した」って話は、皆無に等しい状況にありますねぇ。
そんな事を考えると「津波で全てを失った事業所」と比べると、恵まれた環境だったって事です。
今般の話は「風評被害を作った多くの人が住む街・東京」むしろ銭を請求したい位の地域です。
「あんたらの周囲でグズグズ福島の悪口を言ってるから罰が当たっただけじゃねぇの?」ってネ。
福島と関係無い振りをして営業をすれば、倒産の憂き目に遭わずと済んだ会社なんですから。
岩手・宮城の海岸沿いに立って「復興」を見て来い!
富岡・請戸の港に言って「叶わぬ復興」を考えろ!
企業努力不足を東電のせいにするなって!
甘えてんじゃねぇよ!
乞食ども!!
by yusa-ozisan
| 2014-11-24 06:00
| 原発関連の事
|
Comments(4)
Commented
by
にすむり
at 2014-11-25 16:52
x
私の知人にも何人かおりますよ。
なんでもかんでも震災のせい、原発事故のせいにする輩。
「ザ・反面教師」です。
なんでもかんでも震災のせい、原発事故のせいにする輩。
「ザ・反面教師」です。
0
Commented
by
ralf124c41p at 2014-11-26 17:13
結局『金目』。
沖縄で米軍基地反対を叫ぶ大多数が『ヤマトンチュー』であるのと同じ構造ですね。
沖縄で米軍基地反対を叫ぶ大多数が『ヤマトンチュー』であるのと同じ構造ですね。
Commented
by
yusa-ozisan at 2014-11-27 00:47
Commented
by
yusa-ozisan at 2014-11-27 00:50