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上からでも下から読んでも「よのなかばかなのよ」

by ゆさこをゐち

中国株の急落


「土地はもう買うな・代わりに株を買え」

そんな国家命令から、中国では株の個人投資が始まったと聞いてます。
気質的に短気で知られる国民性ゆえ、売買方法にも出た結果かな?と。
我が国の素人投資家同様、長い間持つ事をしなかった訳でしょうから。

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「このまま国家まで急落?」

「経済にタナボタ無し」 改めて考えさせられたただけです。


中国株はなぜ急落したの? =個人投資家がパニック売り
(時事通信 7月12日(日)7時30分配信)
【以下引用】
昨年から急騰していた中国の上海株式市場の株価が6月中旬以降の3週間で3割も急落し、世界の市場が連鎖的な株安に見舞われた。政府のなりふり構わぬ株価下支え策で一時的に反発しているが、相場が底を打ったか不透明だ。
 ―株価はどのくらい上がっていたの。
6月12日がピークで、1年前の2.5倍になった。財テクに熱心な個人投資家が、マンションなどの不動産価格の低迷を背景に、株式市場に集まってきたようだ。手持ち以上の資金を借りて株式を売買する「信用取引」が極端に拡大し、少なくとも4兆2000億元(約83兆円)の資金が中国の株式市場に流れ込んだ。国内景気は減速し、企業の業績は芳しくなかったから、一部のエコノミストは「危険なバブルだ」と警鐘を鳴らしていた。
 ―どうして急落したの。
信用取引が増えすぎたことに政府が危機感を強め、売買制限を強化したのがきっかけだと言われている。信用取引で株式を買っていた個人投資家がパニック売りに走り、市場が売り一色になった。中国では株式投資の8割が個人投資家による売買で、プロの機関投資家が少ない特殊な市場だという点が関係している。個人は投資知識に乏しいため、相場が一方向に流れやすいんだ。
 ―政府はどんな対策を行ったの。
まず銀行の金利を下げて、お金が市場に行き渡るようにした。次に、相場を押し下げる効果がある新規株式公開(IPO)を一時停止させたり、株式ファンドを証券業界に購入させたりした。企業の大株主は株式の売却を禁じられ、上場企業の多くは価格下落を避けるため売買を停止した。制度や体制の違う日本にとっては驚きだ。
 ―経済への影響はあるの。
株式投資で大きな損失が出れば、自動車などの高級品の買い控えが強まり、景気がさらに冷え込む可能性がある。中国人観光客による日本での「爆買い」も減るとの声があるが、爆買いは円安要因が大きく、株価の急落はさほど影響しないのではという見方もある。
 ―今後どうなるの。
株価は7月9、10の両日で10%以上反発したが、このまま持ち直すかどうか、まだ分からない。売買停止銘柄の取引が再開されるまで見極めは難しそうだ。上海のエコノミストの一人は「(当局は)ありとあらゆる手段を講じたから、回復するだろう」と見ているよ。
【引用終了】

by yusa-ozisan | 2015-07-12 12:00 | 経済の解釈 | Comments(0)
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