「軽自動車増税」の裏事情?
2013年 08月 30日「増税反対」って叫ぶ人のほとんどが忘れてる事。
それは「軽自動車税は住民税と同じ市町村収納」なんです。
だから「政府は何を考えてるんだ」って話じゃねぇんですよね。
早い話「煙草の増税値上」ってぇのと同じなんです。
だから、愛煙家同様「我慢する」で駄目っすかねぇ?
「リッターカーと何処も代わり映えしない軽自動車」
そんな現状を見ても「仕方無い」っすヨ。
「何故軽自動車を増税するか?」って目的は、なーーんとなく見えてます。
①各市町村の税収が上がらない割に「社会保障負担」ってのばかりが上がり、台所事情が苦しい為。
②軽自動車税を上げれば「自賠責保険」ってのも連動して値上出来ると考えてるんじゃねぇかな?ってコト。
この二つが、一番大きな要因じゃねぇかな?って考えてます。
仕事柄「介護保険請求」ってのに関わってて「どれだけの請求を市町村にするか」ってのを常時見てます。
その中で「生活保護免除」ってのもありまして「ここまで市町村が負担しなきゃならんのか」も見る訳です。
住民税や法人税が見込めないのに「生活保護負担ばかり多くなる」ってんじゃ、台所事情も悪くなりますって。
そうなりゃ ・・・ 頼みの綱として「軽自動車税のささやかな値上」って発想にもなって来ますヨ。
自賠責保険だって、軽自動車の「とんでもなく銭が掛かり過ぎる事故が多い」って現状から飛び火しますヨ。
ご存知、車検の際に徴収される「自賠責保険」 これは「大きな車が大きな事故を起こす」って発想でした。
それゆえ「大きな車に大きく負担」って結果になった訳ですが、現在は軽自動車の方が負担が大きい訳です。
だから「軽自動車値上」ってぇのは、どうにもこうにも仕方ねぇかと思いますヨ。
「生活保護受給者負担の為に市町村の税収不足を助ける」
「周囲が見えない様な運転をする未熟で自分勝手なドライバーの事故負担に協力する」
真面目に一生懸命税金を払ってる人しか、こんなアンポンタンどもを助けられないんですからネ。
世の中ってぇのは、ほとんどのモンがつながってるんで「ナントモな増税が沢山ある」って事ですヨ。
軽自動車税の増税は「弱いものいじめ」=スズキ会長
(ロイター 8月29日(木)11時41分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130829-00000071-reut-bus_all
【以下引用】
スズキ<7269.T>の鈴木修会長は29日、自動車取得税の廃止に伴う代替財源として軽自動車税を増税するとの議論が浮上していることについて、「弱いものいじめと感じる」と語った。
都内で開いた新車発表会で記者の質問に答えた。
鈴木会長は「こういう考え方がまかり通るということになると、残念というより、悲しいという表現が合っている」と述べた。軽自動車の購入者には年収1500万円以上の人はほとんどおらず、比較的、所得の少ない人が生活したり商売したりするために買っていると指摘。軽自動車の部品メーカーの雇用や仕事量にも影響が出る可能性があるとの認識も示した。
消費税の増税については、日本経済全体を考えた時には「やむを得ない」との考えを示した。一方、自動車取得税などが継続されると二重課税となるとし、「車体課税を取り払ってもらいたい」と語った。
【引用終了】