人気ブログランキング | 話題のタグを見る

上からでも下から読んでも「よのなかばかなのよ」

by ゆさこをゐち

痛快なり!「素敵な選TAXI」


「料金分だけ過去に戻るタクシー」

紙芝居の様な芸風で有名な、バカリズムさんの「脚本家デビューのドラマ」が始まりました。
昨日「どんなモンかな?」と見てみましたら、流石芸人だけあって「3段オチ+αの結末」
途中にネタばれの様な状況を作ってひっくり返す処もあり「ツボを抑えてる」と感心しました。

「星新一ワールド」や「筒井康隆先生のシニカルさ」が好きな方にはお薦めです!
高校時分にはまった「ショート・ショート」その面白さを思い出しましたんで。

痛快なり!「素敵な選TAXI」_b0301101_3353842.jpg


まぁ・・・考えてみりゃ「芸人が脚本を書く」ってのは、昔にすりゃ当たり前の話でした。
十代の頃に腹を抱えて笑った「藤山寛美師匠・青島幸男サンの演劇」ってぇのを考えても。
それゆえ、芸風からしてもバカリズムさんのデビューはむしろ遅かったのかも知れません。

「○○県の形」ってネタを見た時、彼の着眼点に思い切り感動したモンですからねぇ。

で・・・「他の芸人さんに出来るか?」って言えば、多分無理なんじゃねぇかと思います。
昨今の芸人さんは、無理に印象を変えようと「格好良さ」で背伸びをした物を書くんで。
芸人として培った「ドタバタ感」が無い作品ばかり書いても、品川の様に長続きしません。


バカリズムさんは、どっちかっちゃぁ「シュールリアリズム」が芸風でしたねぇ。
そんな事を考えても「SF的要素を持ったドラマの脚本」は、ハマリ役かも知れません。

ああ・・・来週が待ち遠しいです!


バカリズム脚本ドラマ『素敵な選TAXI』初回10.7%
(オリコン 10月15日(水)10時36分配信)
【以下引用】
俳優・竹野内豊主演、ピン芸人・バカリズムが初めて連続ドラマの脚本を手がけることで話題の関西テレビ・フジテレビ系『素敵な選TAXI』(毎週火曜 後10:00)の初回が14日放送され、平均視聴率10.7%だったことが15日、わかった。視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区。
同ドラマは、竹野内扮する過去に戻ることができる不思議なタクシー「選TAXI」の運転手・枝分(えだわかれ)と、さまざまな乗客による1話完結型の“人生”再生エンターテインメント。「もしもあの時、別の道を選んでいたら…」と後悔を抱く乗客が、過去に戻り人生の選択肢を選び直すため、必然的に2転、3転するストーリーを、スリルと笑いを交えて描く。
第1話は安田顕と小西真奈美が付き合って8年の恋人同士を演じ、数々の修羅場を経てどんでん返しのハッピーエンドを迎えた。21日放送の第2話は仲村トオルがゲスト出演。海辺の田舎町・優陽町で町長の娘が誘拐され、犯人が選挙カーに乗って逃走するという大事件が起きる。
バカリズムは初回放送後の15日未明に「けっこう評判が良いみたいで少しほっとしました。これから第5話を書きます」とツイートした3時間後に「たった今、第五話第一稿(?)完成。送信。疲れた」とつぶやいており、筆はかなり速いようだが撮影現場は大変そうだ。
【引用終了】

by yusa-ozisan | 2014-10-15 12:00 | 何だもねぇげんちょ | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード