入院食事代「200円引き上げ」
2015年 01月 12日
「不味い食事を出して値上げとは何事だ!」
こんな声が沢山聞こえそうですが、決してそんな話では無い気がするんですよねぇ。
余り知られていない、生活保護受給者も実費負担を余儀なくされる「食事代負担」
声にならぬ声で「せめて食事代くらいまともに負担してくれ」って事かと思います。
そう・・・「保護されてる人間がまともな納税者を苦しめる現象」って話ですよ。

ようやく少しづつ引き締めが行われている「生活保護に関する支出内容査定」の中のひとつ。
家賃として支払う住宅扶助もまた、今般引き下げの対象となったらしいですが、良い事です。
何度も書いて来ましたが、引き下げではなく「集団生活」に持っていけば解決するのにね!
ところが、こんな素晴らしい政策にも関わらず「消費税を値上げしたから」と言う馬鹿が。
まぁ、生活保護受給者に対して「働かずにパチ暮らしをして羨ましい」って考えがあるから
「一体何を減額対象にすれば本当に困っている人だけが受給するシステムになるか?」
そんな「基本中の基本」ってのが、全く以て見えなくなっているだけなんでしょうねぇ。
だから「生活保護受給者への特例」の並行法制化だけは勘弁願いたいと思います。
これは「区別への第一歩」って感じの改革なんですから。
入院食事代、200円上げ=医療制度改革で―麻生財務、塩崎厚労両相
(時事通信 1月11日(日)17時13分配信)
【以下引用】
麻生太郎財務相と塩崎恭久厚生労働相は11日、通常国会に提出する医療制度改革関連法案に関する折衝を行い、入院中の食事代の自己負担額を1食260円から460円へ200円引き上げることで合意した。13日に開く政府の社会保障制度改革推進本部で決定する医療制度改革骨子に盛り込む。
入院患者の食事代は1食640円。このうち食材費に当たる260円を自己負担とし、残りは医療保険から支払われている。しかし在宅療養の場合、医療保険から食事代の給付はないため、公平性を確保することにした。2016、18年度の2回に分けて100円ずつ引き上げる。
【引用終了】
by yusa-ozisan
| 2015-01-12 12:00
| 福祉の解釈
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