川崎市・老人ホーム事件

正確に言えばこの類の施設は
「管轄役所が皆無に近い・罰則が厳しく無い」
高齢者専用サービス付き住宅ですよネ？

それをアホみてぇに「老人ホーム」って言葉で伝える報道関係者に苦笑いしてしまいました。
取扱いひとつ間違えれば「税金の無駄遣い」とか、ワカラン奴等が妙な話をしますんで。
所詮「ハウスメーカー不動産賃貸部門の一棟」　福祉とは縁遠い場所なんですから。

業務上携わっている職種の上、運営会社も「昔ちょっくら縁があった会社」
未だ計画段階だった頃の縁でしたので「切られてよかった」と考えてます。
ってコトで、仕事柄感じた事を・・・ちょっくら書いてみたいと思います。

テレビじゃ「経営者や職員がどうだこうだ」って話をしてますが、無知極まりありませんね。
一般的でよく言う老人ホームってのは、役所の縛りがありますんでレベルが低くありません。
でもここは、年寄りが邪魔で銭がある人間達を相手にした「金儲けの為の老人預り所」です。

素人が「介護もどき」をして給料をもらってる・・・早い話「姥捨て山」なんですヨ。

審査等がある特養老人施設と違い「毎月22万円出せば誰でも簡単に入れる場所」ってコト。
逆を考えれば「年金生活でどうやってその金額を毎月捻出出来るの？」って疑問が出ます。
ワタシの関わっている所は「込々12万円以内」介護も価格も特養同様にやってますんで。

そんな事も考えず「年寄りが自殺した」と、サスペンスを見るノリで嬉々と大騒ぎしてサ。

「言葉の虐待？」　あんた・・家でやっちゃいねぇかい？
「体罰の繰り返し？」　うんざり来る位聞く話だって！
年寄りを大切にしねぇくせに、意見だけは「一人前」


この事件を見て「我が家はどうか？」振り返る人がどれだけいるでしょうか？

居ないからこそ「老人虐待」とか「DV」ってのが、永遠に消えねぇんですよね。

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＜川崎老人ホーム転落死＞ビデオに暴力や暴言の職員の姿
（毎日新聞 9月10日(木)0時47分配信）
【以下引用】
川崎市幸区の有料老人ホーム「Ｓアミーユ川崎幸町」（積和サポートシステム運営）で昨年１１～１２月に入所者３人が相次いでベランダから転落死した問題を巡り、この施設に入所している女性（８５）の親族が、施設職員から女性が暴力を振るわれたり暴言を吐かれたりしていたと証言した。その様子をビデオカメラで撮影しており、６月末に川崎市に提供したという。
親族の５０代男性らによると、女性は２年ほど前に入所し「（職員から）嫌なことをされた」などと度々訴えた。このため、男性らが女性の部屋にビデオカメラを設置して撮影したところ、職員が女性の頭を殴る様子や、職員がナースコールのボタンを取り外そうとする場面などが映っていた。
「死んじまえ」などと暴言を浴びせる場面もあり、情報提供を受けた市は、職員４人が暴行を加えていたことを確認し、８月に同ホームに対して改善を求める指導をした。男性は「映像を提供してやっと市が動いてくれた」と話した。
【引用終了】