保育園予約制は待機児童を解消するか
2016年 08月 27日
その前に「保育園崩壊」がいつか起きます。
厚労省の夢物語に、現場知らずの評論家がくだらない話を綴ってましたね。
先ず「ブラック企業」って戯言を黙らせないと、保育士不足は解消しません。
モンスターペアレントに対応しなくちゃならんから、未満児受入不足になります。
それが「解消しない基本」であるのに、報道は一つも提唱しません。
まぁ・・・とりあえず「馬鹿げた戯言」を読んでみて下さい。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/komazakihiroki/20160826-00061537/
先日、関わりのある保育園で「これじゃ問題解決以前だ」って話を聞きました。
厚労省では、現実化が不可能な方策で「人件費アップの予算」を考えていると。
それは「保育園本部のある法人を強制的に合併させる」って手法らしいのです。
今の保育園は「1保育園1本部」本部経費を削減し人件費に充てろって話。
10ヶ所を統合し運営しても「本部は1ヶ所」って発想から始まった様ですねぇ。
9ヶ所の本部を削減すれば「9人の理事長給与を職員に分配出来る」ってコト。
まとまった後は「社会福祉法人を株式会社に改組しなさい」って話らしいです。
老人介護でボロ儲けした「某会社の入れ知恵」とも言われてますがねぇ。
株式会社に組織変更させれば「納税事業者になる」今迄は非課税でしたから。
法人税の収入源になり人件費を負担しなくて良いのなら、役所側はウハウハ。
株式会社老人ホームで、何度も事故が起きた事を全く考えてないんでしょう。
今迄の保育園は「公益法人だから」規制に準じ、安全に運営出来たんです。
そんな裏側も考えず、馬鹿どもが「0-3歳の子供を安く預けさせろ」って話を。
きゃつらの言う事をまともに受け、妙な方策を施行しようとしている馬鹿役所。
今直ぐ対応を止めなきゃ、早くて5年後に保育園事業は崩壊すると思いますヨ。
今年から我が街では「事業費補助金」が20%程度カットされたんですよねぇ。
カットした分「個人負担分を増やす」ってやり方だと言う事を誰も知りません。
知らぬ間に「幼稚園も保育園も負担金が変わらない時代が来る」って話ですヨ。
早い話「受け入れ後に値上げする」って状況になる訳です。
それが公益法人から株式会社に変わったら「利益追従」サービスの限度が。
ベビーシッターと保育料が、然程変わりない値段になる可能性が出ますヨ。
結果として・・・作った箱物が維持出来ず「あちこちで倒産」の憂き目に。
簡単に言えば「崩壊した介護保険事業と同じになる」って事です。
チョッと長くなりましたが、そんな理由で「保育園終焉の時代」が来る可能性が。
だから、何度も言いますが「0-3歳児の待機児童苦情をまともに受けるな」と。
まぁ・・・絶対に無理でしょうから、崩壊の時をゆっくりと見送りましょうか?